1975年10月15日生まれ、宮崎県出身。金沢美術工芸大学美術科油画専攻卒業。1999年、ぶ〜けデラックス NEW YEAR増刊にて『フルーツこうもり』でデビュー。コーラス2007年8月号にて連載開始した育児エッセイ漫画『ママはテンパリスト』が大ヒット。2010年に『海月姫』(講談社)で第34回講談社漫画賞少女部門を受賞。ココハナ2012年1月号から連載された自伝的作品『かくかくしかじか』では、第8回マンガ大賞・第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2025年には実写映画化を果たす。現在、ココハナにて『銀太郎さんお頼み申す』、ビッグコミックオリジナル(小学館)で『まるさんかくしかく』を好評連載中。
第1巻canvas01
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東村アキコ先生の
コメント
『かくかくしかじか』の第一話です。
編集部や担当さんには、私がどうして漫画家になったのか、というエッセイをギャグ漫画っぽく描きます〜なんて話をしてたんですけど、1ページ目の一コマ目を描き始めた瞬間から、恩師の話になってしまいました。自分の中で蓋をしていた思い出が、白い原稿用紙に向き合った瞬間に、その蓋がカパっと外れて思い出と懺悔の気持ちが溢れ出してきて、それを紙に落とさざるを得なかった、自分で自分をコントロールできない不思議な瞬間でした。
漫画を描いていると、何年かにいっぺん、そういう不思議な瞬間があります。それをそのまま、編集者と読者の方に受け止めてもらえるのは、エンターテイメントがどうこうではない、漫画にしかできない「伝える力」だと思います。私も子供の時から漫画にたくさんの感動をもらってきましたし、これからも読者の皆さんに感動を与えられるように頑張り続けたいです。